今回の願いは、こちらの病棟の子供たちにサンタクロースをお届けするものです。
横須賀市立うわまち病院、そして小児医療センターの皆様の多大なるご協力により、病棟への立ち入りやお子さんたちの撮影許可をいただいて実現しました。

病棟でも楽しく遊べるようなアイテムをCaNoWチームが子供の発達に合わせてチョイスし、ひとつひとつラッピング。
ちなみに病棟に持ち込めないので、食べ物は入っていません。

当日は、横須賀市立うわまち病院の『子ども療養支援士』の須藤さんが病棟内をご案内してくださいました。
子ども療養支援士は、特別非営利活動法人「子ども療養支援協会」が認定する資格。講義170時間、実習700時間を必要とする取得が大変な資格。
須藤さん 『入院中は、治療や検査など嫌なことが多くなってしまうので、少しでもリラックスして過ごせるように努めています』

子どもたちひとりひとりに、年齢にあったプレゼントと、乳児以上の子にはクリスマスの飾りをあしらった、サンタやトナカイのカチューシャもプレゼントしていきます。

小さな子どもには、毛むくじゃらの見知らぬおじさんに見えたのでしょうか…。
この女の子はお母さんにしがみついて泣き出してしまいました。




「サンタはどこから来たんですか?」「サンタの村はどこにあるんですか?」
「いろんな言葉がしゃべれるんですか?」「トナカイって空を飛ぶんですか?」
「魔法って粉をかけるんですか?」など、たくさんの質問が。
サンタクロースからは、
『サンタの村の場所は秘密だよ。プレゼントの在処がわかっちゃうからね』
『世界中にいろんな言葉がしゃべれるサンタがいるよ。僕は日本語のサンタクロース』
『トナカイは魔法をかけると飛べるんだよ。粉じゃなくて、おまじないだよ』など、クリスマスの秘密を少しだけ教えてもらいました。









開封したプレゼントで楽しそうに遊んでいた女の子は、「あっ!」とこちらに指をさしてくれます。もうサンタクロースが怖くなくなったみたいですね。


後日、CaNoWの事務所に、子どもたちからのメッセージが届きました。

ご協力いただいた横須賀市立うわまち病院の皆様、また子供たちのご家族の皆様に、心よりお礼申し上げます。